写真や似顔絵からの顔部分の焼印を製作依頼されることもあります。似顔絵の画像をもらえる場合は、ある程度スムーズに製作に移行できるのですが、写真からの製作の場合、私に絵心がないので、うまくいかずに何度かやり直しをして時間がかかることがあります。特に子供の顔を焼印にする場合に、私がトレースしてデザインを作ると、子供ではなく老人のように見えるとか、子供っぽさが感じられないと言われることが大きので、写真が画像から似顔絵を作るAKVIS DRAWというソフトを使って、変換したものを一度、お客さんに見せてから、必要であればその後、補正して修正していく方法を使っています。時間がかかりますが?
あまり、絵画のセンスのない私の場合には、似顔絵を作るソフトからできたものを、修正すると、修正前よりひどくなる事が多いので、写真をフォトショップで白黒2価に変換して直接トレースしていく方法の方がうまくいくようです。
顔の焼印
上の写真は実際の顔焼印です。左側は写真から画像処理をしてリ輪郭部分をとって修正したもので、赤い画像はソフトでの処理後で、黒い方は、その後に手作業で修正していったものです。
中央の写真は修正後に焼印を作り試し押しした画像です。
右の写真は、赤ちゃんの写真から製作したものですが、ソフトの処理では、お客さんの好みのようにならずに、何度か修正を重ねてデザインを確定しました。赤ちゃんの顔の焼印は本当に難しい
と思いました。
次の写真は、お客様の方で似顔絵の版下を用意してもらったものから作った焼印です。
左は線画で構成されていて、人物の特徴を上手に捉えています。私には到底無理なレベルですので、このようなレベルのものをご注文いただく場合には、似顔絵を送ってください。
中央の写真も見事な似顔絵からの製作で、似顔絵を作る専門の方が作ったものです。人の顔の特徴を捉えて白黒で表現できる簡単なデザインにするのは大変で、まだまだ、似顔絵に変換するソフトではできない部分がありますので、良いものを作る場合には、多少お金が掛かっても似顔絵師に頼んだ方が良いと思いました。
右の写真は有名な某歌手の姿の焼印です。さすがは、本職のデザイナーさんが作るものは違いますね。
結婚式用にカップルの焼印も作りますが、結婚式場によっては、専属のデザイナーさんをかかえている所がありますので、そちらに相談して似顔絵を作ってもらってからご注文頂ければ良いものができます。私のセンスはアテになりませんのであしからず。