オリジナルキーホルダーの製作


オリジナルキーホルダーの製作も致しています。数量は1個からでも製作可能ですが、数量が少ない場合には、その分、単価が高くなってします。又、製作する金属の種類と方法によって金額も変わります。大まかに分けまして以下の通りになります。

(1) 銀(925銀)製の場合
製作方法はロストワックス鋳造になります。1個からでも製作できますが、単価的に高めになります。製作費に占める地金の代金の割合が大きくなります。又、複数個製作する場合には、コピー用のゴム型の製作代金もかかります。

(2)銅合金(真鍮等)製の場合
製作方法はロストワックス鋳造になります。1個からでも製作できますが、単価的に高めになります。又、複数個製作する場合には、コピー用のゴム型の製作代金もかかります。

(3)ホワイトメタル(低融点合金)製の場合
ラバーキャストという、耐熱性のシリコンゴムの型を作りその中に、直接、低融点合金を流して製作します。
ゴム型を作る代金がかかりますが、1個当たりの製作費は安めになりますので、ある程度まとまった個数をつくる場合に有効です。

ホワイトメタルでのキーホルダー製作

上の写真は、キーホルダー作成手順を表したものです。
一番左のクレーンを入れたキーホルダーを作りたいとの事でした
左から2番目の画像は、クレーン原画を加工してデータを作りモデリングワックスで作ったキーホルダー原型の表面の画像です。
左から3番目の画像は、キーホルダー原型の裏面の画像で会社のロゴをいれております。
茶色のモデリングワックスの原型は同じものを6個ほど作り、円盤状のゴム型に配置して、ホワイトメタル鋳造用のゴム型を製作いたします。

ゴムの鋳型
ホワイトメタル鋳造用ゴム型

ゴム型は、上下2枚で構成されています。上の写真で穴の空いているのが上になり下のゴム型と合わせてから、遠心鋳造機に取り付けて回転させて、中心の穴の空いた部分から溶かしたホワイトメタルを流し込み、遠心力で隅々まで溶けた金属を押し込みます。
ゴム型の表面にあります丸い凸凹は、上型と下型の組み合わせが良くなるようにする為のガイドで、この部分が組み合わされることにより溶けた金属がはみ出すのを防いでいます。
遠心鋳造は、薄いものには向いていますが、高さが高くなるとその分ゴム型の密着性が悪くなり、さらに遠心力が均等に加わらなくなるために、うまく金属が回らなくなったりしますので、高さのある厚いものの鋳造には向きません。
高さがある厚いものを、ゴム型で鋳造する場合には、重力鋳造といって地金の重さを利用する鋳造をするか、加圧式の鋳造機を使う事になります。

 

 

 

 

 


焼印、キーホルダー等金属小物の製造販売、ご提案致します。