アイヌ民族博物館の焼印を製作いたしました。


北海道の白老町にアイヌ民族博物館があります。未だ、私も行ったことはありませんが、北海道に住んでいて、アイヌ由来のもの(地名や神話等のアイヌの話を聞きます。)のも縁がありますので、一度は行きたいと思っています。
道民でもあまりアイヌの事について知らない人が多いようです。私も、たまにテレビ番組での特集や、地元の博物館(小樽博物館)
で見るくらいの知識しかありません。先住民として昔から北海道に住んでいるアイヌの事を今は、もっと知りたいと思っています。小さい頃に、コロポックルの話を聞いたことがあります。
ふきの葉を傘にした姿で表される小人の事ですが、アイヌ人が北海道に住み始める前から住んでいた種族で、体が小さくて、行動が素早く、漁の上手な種族で、アイヌ人と仲がよく、お互いに物物交換などもしていたようですが、人見知りであまり人前に姿をあらわすのが、嫌いだったようです。ある日、アイヌに若者がその姿を是非見たいと思い贈り物を取ろうとしたコロボックルの手を引いて中に引き入れて見たところ、美しい女性の姿をしており手には入れ墨があったそうです。でも、そのことを怒ったコロポックルはその後、アイヌの前に現れることがなくなったという話です。

3種類の焼印

上の写真は、製作しました焼印を試し押しした画像です。
左は、北海道に生息する大型猛禽のシマフクロウをデザインにした焼印です。フクロウは頭が良く、知識、学問の神とされていました。中央の写真はアイヌ民族が暮らしていた住居をデザインにしたものですが、アイヌの人が住んでいた家には、ポロチセと呼ばれる集落(コタン)の中央にある、村おさが住んでいて、集会や色々な儀式が行われた家や、ポンチセと呼ばれる普通の人が住んでいた家があるそうですが、残念ながら、この焼印の家のデザインはどちらの家かはわかりません。
右の写真は北海道犬(アイヌ犬とも呼びます。)をデザインにした焼印の画像で、北海道犬は白くて凛々しい姿をしていて、某会社のテレビコマーシャルにも登場するのでみんなに知られています。
その他に、よく知られているのが、アイヌ人が使っている楽器で
ムックリと呼ばれるもので、口に加えて弦を引いて奏でている様子をテレビでよく見ます。又、トンコリという弦楽器もあり、この楽器、3弦、5弦、6弦のもがありますが、演奏法が伝わって残っているのが5弦のみで、3弦と6弦についてはどのように演奏していたかは、ハッキリわかっていないそうです。
アイヌ民族博物館ではムックリの製作体験や演奏、トンコリの演奏体験等の実際に触れてみることの出来る体験が色々とありますし、当時の食事を体験することもできるそうなので、皆様も一度訪れてはいかがでしょうか。

 

 

 


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