焼印


焼印(brand)についてのご紹介
メタルアートではロストワック鋳造でオリジナル焼印をご提供致しております。

カレンダー焼印(brand-calendar)

一般的に木(まな板温泉手形、木工品等)や革に押す焼印から、紙や食品(パン、煎餅、どら焼き、じゃこ天等)、プラスチック(アクリル樹脂、スチロール樹脂等)、果物(バナナ夏みかん等) ゴムや肉類、割り箸木箱、ガラス、 タイヤ、布、シールの台紙、綿、氷、低融点合金竹、畳用の焼印と、多彩なバリエーションと用途別の仕様により、より使いやすく、より綺麗に押せる焼印作りを目指しております。 又、定期的に同じ焼印を作ったり、同じ焼印を同時に複数本作る場合には焼印割引もあります。

色々な食品に焼印(brand-food)

焼印使用の歴史は古く、いつ頃から使われ始めたかは定かではありませんが、日本で一般的に使われるようになったのは、江戸時代頃からと言われています。もちろん、江戸時代には、火で炙って使用する直火式焼印しかありませんでしたが、戦後頃からは、電気を熱源とした電気ごて式焼印も登場してきました。
只、電気ごて式焼印の場合、サイズ的な制約がありますので、特大の焼印をご希望の場合は直火式になってしまいます。
電気ごて焼印の出現で、電気ごて+温度コントローラという組み合せにより、より理想に近い印影を再現しやすくなりました。
又、外国で使用する為の電気ごて式焼印も製作しています。
もちろん、直火式焼印も色々な用途により進化してきています。
熱源の違う焼印として、ガスバーナーの本体に直接取り付けるガス直火式焼印や焼印には分類されませんが、近年、レーザー加工機による焼き付けも増えてきています。
昔の焼印といえば、屋号や家紋に合わせて円形、正方形、長方形の物が多かったのですが、近頃は、企業のロゴ、FSC認証マーク
海洋少年団アイヌ民族博物館URL、その他各種マーク、道の駅、アニメのキャラクター、車の販促用人の顔お地蔵様、動物、植物といった形の定まらない焼印が多くなっています。
変わった所では、工事の工程や建物の修理や修復の印としての焼印使用もあります。

又、製造技術の進歩から、細かなデザインの焼印や複雑なデザインの焼印も作れるようになってきましたので、焼印も手で押すタイプだけでは小さな物の決まった位置に綺麗に押せないために専用のスタンド治具、量産に向けた大型機械まで出てきています

極小焼印を割り箸に押してみました。

実は、小さな焼印ほど、しっかりとしたデザインと精度の高い焼印の原型が必要になります。細い線やデザインをだすには、解像度の高いデザインデータが必要になりますので、写真や手書きのデザインの場合には、大きな画像を高解像度で取り込んで細い線を使いデザインする必要があります。又、サインからの焼印も製作しています。
食品用の焼印に付きましては近年の衛生管理の向上から、食品用機械メッキをしたり、テフロン加工をしたりと色々な表面処理方法もでてきました。又、アルミニウム製食品用焼印もあります。
一般にあまり知られていませんが、焼印の製造技術が進む事で緻密な精度の高い焼印がでてきたことで、逆に焼印の寿命が短くなり(一番の原因は、電気ごて焼印が主流になることで、焼印の素材が鋳鉄から銅合金に変わった事があります。:電気ごて焼印は熱伝導性が高い金属でないと押しにくい事によります。)、それを補うためにチタンやチタン+銅合金、ステンレス製の焼印もあります
それぞれの素材には、一長一短があり、どれが優れているとは言えませんので、用途、目的に応じた素材の選定も必要になります
素材と同様に強度と再現性に影響するのが、焼印の印面部分の彫りの深さです。木板等の表面が平らで硬いものの場合、彫りの深さはあまり関係ありませんが、食品の場合には、柔らかく、表面が凸凹していますので、その分、彫りが深くないと台座部分など
があたり、印影がうまく出なくなります。
印面のデザイン通りに焼印を押すのには、押す人の技量も必要になりますので、初めて使う場合には、何度も試し押しをしてから
使用した方が良いと思います。
たかが焼印、されど焼印で、ローテクと思われがちですが、中々奥が深く、製作者泣かせな部分があります。
昔、使っていた焼印から印面を抽出して新たに作り成す事もできます。又、お手元に焼印自体がない場合には、焼印を押したものがあればそこからも作れますし、写真やデッサン等からの製作も可能です。

メタルアートの焼印専門ページもありますのでご覧頂ければ幸いです。

 

 

 

 


焼印、キーホルダー等金属小物の製造販売、ご提案致します。