焼印の印面と押した時の印影


焼印の印面は、デザイン通りに製作すると押す人によって印影の太さが変わったり、カスレやうまく押せない部分が出たります。
上手く押すには、結構な技が必要になる場合もあり、老舗のお菓子屋さんには、焼印を専門に押す職人さんがいるお店もあります。又、職人さんによっては、直火式焼印の柄の長さが決まっていたり、印面と柄の取付角度を指定するお客様もいらっしゃいます。通常、お菓子屋さんの焼印の場合には、直火式焼印を好む職人さんが多く、印面も彫りの深さも4ミリを好む方もいれば6ミリでないとならない方もいて、その人にあった焼印をご提供することも必要になってきます。

印面の彫りが深いほど元のデザインに近い押し上がりになりますが、深くなるほど印面の強度は弱くなりますので、使う条件にあった彫りの深さが必要になります。
又、焼印の彫りの深さだけではなく、台座部分の形状も押しやすさに関わってきます。

上の写真は焼印の台座部分が四角いものと焼印の印面デザインに合わせて台座部分をカットしたものの画像です。
左の梵字の焼印は印面台座部分を無くした焼印(オフセットゼロ)
で、右の焼印は四角い台座を残したままの焼印です。
どちらの焼印も木板に押した場合には、綺麗に押せますが、食品などの表面が凸凹していて柔らかいものに押す場合には、オフセットゼロの焼印の方が台座部分はつかずに押しやすくなります。又、台座の四角い焼印は四角い木板に押す場合に位置決めがしやすくなります利点がありますので、焼印を使う用途によりどちらが良いか選ぶ必要があります。

 


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